2人目の産科医が辞退 尾鷲市「別の開業医と交渉」

http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20070127/lcl_____mie_____003.shtml

尾鷲市は26日、市議会全員協議会で尾鷲総合病院産婦人科の2人目の医師に内定していた県外の男性勤務医(65)から、辞退の申し出があったと発表した。
市によると、この勤務医は、同産婦人科の現在の医師が着任する直前の昨年10月、同病院を訪れ「一身上の都合」を理由に辞退を申し入れた。市側は、自宅に出向くなど交渉を続けたが、説得できなかった。
市は昨年10月、この男性勤務医が4月に着任すると発表。職員採用ではなく特別契約で、1件10万円の出産手当を含めた報酬額は年間約2800万円になる予定だった。
湯浅英男同病院事務長は「現在、別の県外の男性開業医と詰めの段階まで交渉を進めている。4月までに決まるか分からないが努力したい」と話している。

昨年10月11日、後任医師決定の報道に、私はこう書きました。

2800万で開業医と勤務医が飛んできたッ……! ……あれ? 2人体制にしたら5600万で前年予算オーバーじゃね? 後から来るってのが前年同様ブラフなら半額だけどw

…………。


ちなみに12日の議会報告記者会見でも、市長は嬉しそうに「4月から2人体制」と言っているので、19日の野村先生着任までの1週間で65歳勤務医先生は辞退したわけですか*1。着任記事のインタビューを読む限り、野村先生は2人体制を当てにはしていなかったようだが、今後どうなるか。まだまだ尾鷲から目が離せません。
65歳勤務医先生の存在自体がフィクションだったら市長を策士として称えたい。……と思ったけど前任者の時も2人体制になるとか言ってて結局流れてたな。二番煎じか。

*1:着任記事にも「4月から2人体制」の文はあるが、以前の発表をそのまま書いているだけだろう。