第20章

背景がすごいきれいだなあ。
何の前触れもなく出てくるデマ様。ミウチャも宿屋の娘という役回りに。さらばガルニエ。
シュレーディンガー方程式。原作だと本の背には方程式の横に猫のマークがあるのね。
サブタイも無音。
マタデーは水の剣のために出さないといけないもんなあ。
「勇者様のお嫁さん」になりたいククリちゃんマジ天使。
雑に何度もやられるデマ様かわいそう。
今作だと時間が止まっている、ハマってるというより、ループしている印象が強い。原作は「1か月間ストーリーに動きが無い」という内容を話していて、止まない雨と育たない子猫の描写はあるけど、ループ表現は無いんだよね。どちらかというと、『現時点で起こるイベントは全て見てしまって、でも次のフラグをどうやって立てたらいいか分からん、寄り道はできるけど次のイベントが起こらない状態』だった。
「小さな島の中で、双子の姉妹はいつも仲良し。どこに行くにも、いつも一緒です。晴れた日には街に買い物に出かけて、大好きなケーキや紅茶を食べました。かわいい服を見て回り、広場に集まった子供たちと一緒に人形劇を見たりしました。雨の日は図書館にこもって、雨粒がこんこんと屋根を叩く音を聞きながら姉妹仲良く本を読みました。時には喧嘩をしてしまうけれど、二人はすぐに仲直り。こんな日がずっと続いたらいいのにと、二人は思います。実は、双子の姉妹にはそれぞれ夢があります。夢見がちな三つ編みの少女には、大好きな勇者様と一緒に悪い魔王をやっつける大冒険に出る夢、内気な黒い髪の少女には、自分が作った服をたくさんの人に着てもらいたいという夢がありました。???ど、彼女たちは何より一緒にすごせる???大切にしました。???いつまでも変わらずに一緒に居れること???も素晴らしいことなのですから」
まったく挿絵と関係ない直球にククリとミウチャの内容だった。
雑にデマ様4回目。
キタキタはいつからいたのか。
「オレたち、同じこと何回もしてないか」と、ループを明言。同時に、ループを認識していることも確認できる。「ずっと続くのはダメなことなの?」珍しくククリがニケの方針に疑問を呈する。無理にでも出発するというニケの言葉に、明らかに残念そうなククリ。ヨンヨン召喚の指示にも乗り気ではない。魔法陣を描きかけるが発光しない。そのまま大嵐でヨンヨン召喚の魔法陣を描き切る前に諦めた。
原作では少なくとも表面上はククリもハマりを抜けようと行動していたが、今作では露骨に先に進むことをためらっているなあ。
そのウサギは爺ファンタジーのあたりで召喚されたあれか。
ガルリロは攻略本の代わりにここで観測者に言及。原作では、観測者の話はミウチャの服(アニメ未出)完成後。
雑に5回目。
服屋の看板の「Wind Climbing」。「時の流れに対する恐怖と、それに打ち勝って共に進む決意」という歌詞がレフ島編のテーマそのもの。それが時の流れを復活させるきっかけとなる店に掲げられているのは、決して偶然でもただの懐古ネタでもないだろう。天才かよ。
ミウチャの服作りを進めることで時が進み始めるのは原作同様。今作はトピカの町が出ていないので、ここでできたのがミウチャのローブ。時計はどこかで見覚えがあると思ったらイルクエピソードの時か。
ククリの「似合う?」にノータイムで「かわいい」と答える勇者様。原作だともっと照れた感じだが、今作のこのさりげなさが好き。
「どーん!」今作本エピソードの雰囲気的には、このくらいの控えめさの方が良いよね。
ヨンヨンは召喚可能に。結界に阻まれたあと「何か違うところがあるかもしれない」。間違い探しをするとすれば、箱の上の猫がいなくなったな。
レフ島脱出シーンがトリコさんの本に描かれたシーン、隣のページに文字が浮かび上がって物語が進んでるんだな。細かい演出だなあ。
「彼女たちは迷っていました。???続いてほしいこの幸せな時間の針を自分たちの夢のために進めてしまうことを。けれど、双子の姉妹は気付いたのです。たとえ悩むことになっても、失敗したとしても、二人で前に進んでいくために過ごす時間こそが本当にかけがえのないものだということを。針を進めることに決めた内気な黒髪の少女はついに自分の殻を破りました。そして、夢見がちな三つ編みの少女は箱庭の外へ羽ばたいて行きました」ちょっと、標準録画ではこれが精いっぱいでござる。BDでは見えるかしら。内容はまさにこのイベントシーンのことで、観測者の本として完璧な感じ。
「ブリは照り焼きとは限らない」が、なぜ勇者様に伝わっているのか謎だなあ。単純にレフ島に戻ってミウチャから顛末を聞く尺が無かっただけだとは思うが。
時の女神の吸い込みでパンチラ。
星のかざりの効果が、これよくわからん。原作だとニケとククリの記憶(と、ミウチャの決心へのわずかな影響)以外のすべてが完全に巻き戻ったけど、今作はミウチャがククリのローブを着たままだったり、今回のイベントが無かったことにはなってないんだよね。時を止めたという事実が無くなってないはずなので、やり直してもまた処罰されそうだ。そこの罰則だけスキップする形での「やり直し」ということにしたのかな。
ミウチャママのまとめの言葉はスキップ。トリコさんの小説で、「夢をかなえるのと引き換えに時が進む」という内容は示されてはいるが。
次回予告が次回予告してる。珍しい。