なんだかよく分からないもの

http://www.higashinihon.ne.jp/mag/pdf/tuchiyasama0801.pdf
右下「説明義務違反」について「ベテラン裁判官のひとり言」。要旨は「医者相手に講演すると毎回毎回質問が出るんだけど、当然一般論しか答えられません。ていうか学会なり何なりで医者自身がガイドラインを決めろって。医者は『稀な副作用まで細かい数字を出して説明しろと言うのか!』とか言い出したり、最近じゃマニュアル化した説明書類を渡したりするけどさ、そもそも説明義務を十分に果たすためには患者と医者の信頼関係、医者の人を見る目が必要なんだから大学や研修で教育しろよ」。結局「医者自身が」と精神論でした。法的には学会に何の権限も無いことなど周知の通りだし、稀な副作用でも重篤なものなら説明しろというのは判例があったはずですが。