http://www.asahi.com/national/update/0209/TKY200802090267.html

昨年10月に出た新潟大の鑑定書は、死因を「多発外傷による外傷性ショック死」とした。指摘されたのは、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で、破壊された筋細胞が血中に流れ込み、肺の毛細血管に栓をすることで肺水腫となり、呼吸不全に陥るとされる。ところが、ARDSは発症まで数日かかり、死因としては疑わしいとする異論が、臨床分野の専門家を中心に上がったという。

さりげなく法医VS臨床。
異状死届出「急性心不全」→検案「虚血性心疾患」→新大「多発外傷→ARDS」→名大「多発外傷→高K血症→致死性不整脈」。