第1章「ジミナ村」

なんだよこれ。完璧じゃないかよ。俺はいったい何を1か月間心配していたのだろうと思わせる出来だった。これこそ『魔法陣グルグル』。あまりの完璧さに、懐かしさと喜びで涙が出そう。生きててよかった。信者きもちわるいですね。


新連載告知のニケがやや誰てめえになっていたのでどうなるかと思ったけど、ちゃんとグルグルの絵柄だった。まあグルグルの絵柄っつっても何種類あるか分からんけど。ククリの登場人物紹介『長い髪を三つ編みにしていた』という過去形にも一抹の不安を覚えたが、新しい髪形に特に違和感はなし。2週間吹いた。前作からそんなに時間を隔てられないだろうとは思っていたが、2週間とは。まさかの学園モノである。第1期アニメには学校話あったな。依然として「勇者様」。前作ラストの「ニケくん」は良かったけど、やっぱり「勇者様」の方がしっくりくる。前作の最後のモノローグの解釈で「グルグルが使えなくなったのは数年後だよ」説があったけど、結局ギリ封印直後で使えなくなってたんだな。ククリに「アホな子」のイメージは無かったなあ。あまり勉強がらみで評価される機会がなかったからか。バドとレナも相変わらずで安心した。ちゃんと前作のセルフパロディも交えているし、「オレが勇者ニケだ!」の絵はオマケマンガのネタだし、懐古厨大喜び。落書きからグルグルが発動するのは、イルクからの伝統。ハートの魔法健在。というか、『恋するハート』を発動させたとはいえ特にニケとの仲が進展したわけでもなく、2週間しか経ってなくて物理的に大人になったわけでもない以上、グルグルが使えなくなる理由が無いわな。一時的にグルグルが使えなくなったのって、アナスタシアの平和で安定した環境にいたからじゃないの。ちゃんと次の目的地はコーダイ城。闇魔法禁止がどうとかこうとかはもういいんだっけ。クサい締めだけど、次回は開幕ギップルでしょうか。