提訴:人工破膜で新生児死亡事故 両親が医院を−−横浜

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070202ddm041040126000c.html

助産師が分娩(ぶんべん)を促すために妊婦の卵膜を破る「人工破膜」を早くしたため新生児が仮死状態になり死亡したとして、横浜市の30代の夫妻が31日、同市戸塚区内の産婦人科医院に慰謝料など5320万円を支払うよう求める訴訟を横浜地裁に起こした。
訴えによると、原告の妻は男児を出産しようとしていた03年8月24日午後5時半ごろ、同病院で助産師から人工破膜を受けた。生まれなかったため、約1時間10分後に頭にカップを吸着させて男児を引き出したが、仮死状態で気管に便を詰まらせていた。しかし、院長らは便を取り除かず、男児は19日後に死亡した。
夫婦は▽人工破膜した時点で子宮口は全開しておらず、破膜すれば仮死状態になることは予想できた▽便を取り除くなどの処置をしていれば死亡しなかった−−などと主張している。

ということで、今日も産科は正常運転。