京大病院・米田教授、地位保全の仮処分申請

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070306i315.htm
京大始まったな\(^o^)/

京都大病院の心臓血管外科が、手術の安全性に疑問があるとされ、昨年末から新規の手術を差し止められている問題で、同科長の米田正始(こめだ・まさし)教授(52)が6日、大学を相手取り、科長の地位保全を求める仮処分を京都地裁に申し立てた。「近く科長を不当に解職(降格)され、再び手術できなくなる恐れがある」としている。
一方、米田教授の手術を受けた患者や家族らは同日、「医療の安全の問題ではなく、病院側によるいじめのようなものだ」として、手術の早期再開を求める嘆願書を2501人の署名を添えて病院に提出した。
米田教授は京都地裁で記者会見した。申立書によると、内山卓院長は、先月22日の話し合いや今月5日の電子メールなどで、4月から手術を再開させたいとの意向を示し、そのための最低条件として、診療科長の交代を提案してきた。差し止めについては「業務命令ではないが、業務命令の性格を強く持った自粛要請」という説明だった。
しかし米田教授は、教授の診療科長交代は「診療部門から追放されるのと同じ」として提案を拒否した。
米田教授によると、7日に院長や副院長、心臓血管外科スタッフ(7人)を交えた話し合いが予定され、8日には各診療科長による緊急の病院協議会が開かれるという。
内山院長は「内容を見ていないので、何もお答えできない」としている。