某医者ブログの某コメントで紹介されていた某「JBMに関する猛烈な批判論文」を図書館で斜め読み。コピーしようと思ったんだけど、330ページくらいから500ページくらいまでに渡っていたので諦めた。
書いた人間が弁護士兼医師だからそうじゃないだろうと分かるけど、「JBMに関する猛烈な批判論文」という字面だけ見ると「JBMなどという言葉で司法に対して筋違いな非難をするクソ医者どもに対する猛烈な批判論文」とも取れるので、ひょっとしたらと思ってwktkして読んだけど普通に司法に再考を促すものだった。途中はかなり飛ばして読んだけど、長い現状分析の後、「おわりに」で「医療水準」を厳格化しすぎると保身医療、萎縮医療、立ち去りにつながるので「医療水準」論もさらに変革が必要、みたいな感じ。最近のさらに厳格化した「医療水準」論は、医療者から見ると「後付けのバイアス」として結果責任を負わすためのものとしか見做されない、といったことも書いてあるけど、これが「猛烈な批判」と言うほどのものには見えず、せいぜい上で書いた表現「再考を促す」くらいにしか見えないのは医療者脳なんだろうなあ。