日赤に1000万円賠償命令

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070126-147622.html

兵庫県姫路市の姫路赤十字病院で、悪性リンパ腫だった9歳の男児が合併症で死亡したのは、治療上の過失や説明不足が原因として、遺族が日本赤十字社と担当医師に計約9400万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁は26日、計1000万円の支払いを命じた。
下野恭裕裁判長は、同病院が当時、血液疾患の治療方法などを共同研究する「小児白血病研究会」に参加していないという説明を医師が怠った義務違反を認定。
同研究会の参加病院であれば、蓄積された治療ノウハウの提供を受けるなど高度な医療を期待できることから、「説明があれば、参加病院で診断を受けることなどにより、死亡という結果を回避できる可能性があった」と指摘した。
判決によると、男児は1999年10月、同病院で悪性リンパ腫と診断され、同研究会作成の治療計画書に従った化学療法などの治療を受けたが、合併症による間質性肺炎で翌年10月に死亡した。

久々に強力な電波を感じる。判決文マダー?