第53章「フルリの村」

ふと前作の53章がどの辺りにあたるのか気になったので見返してみたら、コパールで盗賊修行を開始したところだった。この時は扉絵でコパ大陸のマップが出ていたが、今回は本編でジラン大陸のマップが描かれた。設定ガバガバな魔法陣グルグルとはいえ、RPGパロらしさを失わないためにもこういうのは重要だと思うのです。
固有名詞が一気に新出。アルバハルカは普通に「遥か」から来てるのかね。ズックニィは分からん。マキニカはやっぱり機械系なんですかね。魔王ちゃんの部屋、「ゆっくりしていってね」とは懐かしい。えーっと、罵倒されるとご褒美になるというこの魔王ちゃんボイスはCV誰にすればいいんですかね。俺の中ではこのシーンだけでCVくぎゅうになった。「そんな剣でだいじょうぶ!?」「心配ない!!」がパロなのかそうでないのか微妙なライン。まさかのデリダ再登場フラグ。魔境から移住したのか。自分で書いたことをすっかり忘れていたが、第2章の感想でデリダの名前を出していた。格好はあれだけど、グルグルの秘密には詳しいしアドバイザー枠としては上位のキャラなんだよなあ。魔王の正体がほぼネタバレされたところで、ラスボス枠は魔王から邪神へ。シドーみたいなもんか。名前はらくがきんちょみたいだけど。変なおっさんとおばさんの後に精霊フリルラ様を持って来て中和。しっかり魔王と連絡を取っているカヤ様、ついに出陣。マキニカは「今までにないタイプの強大な力」と表現されていて、やっぱりmachinicaなのかねえ。前回までで勇者パーティ側はトマの伏線を張っているし、魔族側もレイドが出撃するということで、熱いものづくり対決が見られるだろうか。「ケムリの塔」が煙突だろうということには思い至らなかった。デキルコはどういう立場で参戦することになるのかな。